薬屋のひとりごと ネタバレ4巻｜漫画｜礼部長官の浩然の死因は！？謎を解くために猫猫は動く！

原作:日向夏先生　作画:倉田三ノ路先生の『薬屋のひとりごと』4巻のネタバレや感想をご紹介します！

 

里樹殺害未遂事件のとばっちりで後宮を出た猫猫。妓楼で客を取る前に壬氏が身請けしてくれ、再び宮中へと戻るのでした。

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壬氏のおかげで宮中に戻って来られた猫猫の元に、さっそく事件が舞い込みました。

壬氏が子供の頃からお世話になっていた、礼部の長官を務める浩然(コウネン)が、瓶の酒を一気に半分ほど飲んで亡くなったと言うのです。

 

浩然は酒豪で、死因が飲みすぎによるものだとは、とても思えません。

さらに壬氏によると、奥さんを亡くした頃から浩然は、辛党から甘党へと味覚が変わったそうです。

 

味覚の変化、一気飲みした酒・・・それらから何かを思いついた猫猫は、壬氏に浩然が最後に飲んでいた瓶を、かけらでもいいから持って来て欲しいと頼むのでした。

薬屋のひとりごと 4巻話ネタバレ込みあらすじ

薬屋のひとりごと14話 壬氏の宮で暮らし始めた猫猫は・・・

壬氏(ジンシ)に身請けされた猫猫(マオマオ)でしたが、一度辞めた者がすぐに後宮に戻ることは出来ないため、一先ず、壬氏の住んでいる外廷で暮らすことになりました。

 

猫猫を外廷の女官にしたいと考えた壬氏は、試験を受けさせますが、薬以外に興味のない猫猫は落ちてしまいます。

壬氏に長く使えている老齢の侍女　水蓮(スイレン)は、猫猫が下女としてでも仕えてくれることを喜びました。

 

その美貌ゆえ、壬氏の宮では下女が長く続きません。
いつだったかは、人毛で編んだ下着が、壬氏のタンスに入っていたこともありました。

 

猫猫が壬氏の宮で働いている噂は、すぐに広まったようです。
プライドの高そうな女官たちが4～5人、猫猫を囲んでなぜ壬氏の宮で雇われることになったのかと責めます。

 

中に一人、背の高い女性は冷静そうでしたが、言葉を間違えれば女官たちは殴りかかってきそうな雰囲気です。

猫猫は左腕の傷跡を見せると、ひどい待遇の自分を優しい壬氏が、好意で引き取ってくれたのだと嘘を言い、同情を引こうとします。

 

傷跡を見て興がそがれた女官たちは、そそくさと去っていくのでした。

薬屋のひとりごと15話 礼部の長　浩然の死を調べる

祭祀や外交を担う礼部の長である浩然(コウネン)が亡くなりました。
浩然は、主席で瓶の半分ほどの酒を一気に飲み、倒れてそのまま息を引き取ったそうです。

 

酒豪の浩然が、それくらいで亡くなるわけがないと考える壬氏は、猫猫に浩然の死について調べるよう頼みました。

壬氏に浩然の飲んでいた酒を用意してもらった猫猫は、一口飲んで普通の酒の味でないことに気が付きます。

 

浩然は昔は辛党でしたが、今は大の甘党で、甘じょっぱい料理酒のような酒を好みました。
それにつまみも甘い物ばかりを食べ、食事も甘い味付けを好んでいたようです。

 

さらに猫猫は、浩然が最後に飲んでいた酒の瓶を持って来てもらいます。

瓶は浩然が倒れたときに割れてしまっていましたが、破片の内側にははっきりと塩が残っていました。

 

遠征中に奥さんが亡くなり、浩然の味覚は、辛党から甘党に変わります。

 

猫猫は、おそらく心因性の問題で、浩然は塩味が分からなくなってしまったのではないかと考えました。
それに、真面目で仕事が出来る浩然を、疎ましく思う人物もいたでしょう。

 

誰かが浩然と酒を飲みながら、瓶に塩を入れていった・・・塩の味に気が付かない浩然は、酒を一気に飲んでしまう・・・そうして・・・。

 

喪に服している壬氏を見て、猫猫は親しい人物だったのかと聞きます。

それに対して壬氏は、小さい頃から世話になっていた立派な人だったと、寂しそうに答えるのでした。

薬屋のひとりごと16話 倉庫の小火事件と煙管

ある日、猫猫は水蓮に、ゴミを焼き場に持っていくよう頼まれました。
ゴミ焼き場は、軍部のある東棟の側にあります。

 

猫猫がゴミを持って歩いていると、武官の李白(リハク)に会いました。

李白は、猫猫がいた妓楼『緑青館』の白鈴(パイリン)が好きで通っています。

 

あるとき緑青館に行くと、三美姫にも負けない美しい妓女が、豪華な見送りで身請けされていくところだったと李白は話しますが、それが猫猫のことだとは全く気付いていないのでした。

 

部下に呼ばれて、現場に行くと言う李白に、猫猫は何があったのかと尋ねます。
李白は、近くの倉庫で小火があり、その現場を調べに行くところでした。

 

現場を外から見た猫猫は、壁や窓の破片が飛び散っているのを見て、爆発があったのではないか考えます。

 

倉庫の中には、小麦や砂糖などがあり、食糧庫だったことが分かります。
猫猫はそこで、高価そうな煙管が落ちているのを見つけました。

 

小火の原因が分かった猫猫は、木箱に小麦を詰め、爆発するから離れるよう李白とその部下に言います。

大したことはないだろうと李白は離れずにいましたが、猫猫が種火を入れると、ビックリするような爆発が起こりました！

 

猫猫が水を掛けて消火すると、李白にも水が掛かってしまいます。
くしゃみをする李白に猫猫は、風邪を引かないようにと気遣うのでした。

薬屋のひとりごと17話 猫猫が後宮の講師に抜擢！？

後宮から猫猫に講師の依頼が入りました。
推薦者は上級妃の梨花(リファ)と玉葉(ギョクヨウ)です。

 

以前、梨花が毒に侵されたときに、猫猫は解毒を行ったことがありました。
体調はよくなったものの、やせ細って自分に自信を無くしてしまった梨花に、猫猫は妓楼で教わった技を教えてあげたのです。

 

どうやら梨花は、そのことから猫猫を講師に推薦したようでした。

 

猫猫は、しぶしぶ講師を引き受け、勉強用にと妓楼から本などを購入します。
代金は壬氏持ちと知って、少し多めに吹っ掛けようとしますが、あっという間に水蓮にバレてしまいました。

 

しぶしぶ講師を引き受けた猫猫ですが、やるからには徹底的にやるつもりです！

 

講義は上級妃だけを対象に行います。
でも、当日は壬氏見たさに、たくさんの侍女が集まっていました。
壬氏が一声かけると、侍女たちは嬉しそうに帰っていきます。

 

猫猫は壬氏も部屋から追い出すと、講義を始めました。

壬氏は本当に猫猫が講師を務められるのか、部屋の外で聞き耳を立てていますが、肝心なところは小声だったため聞こえません。

 

講義を終えた妃たちの反応は様々です。
真面目な梨花は、忘れないよう復習をしていて、好奇心旺盛な玉葉は、早く試したくてうずうずしています。

 

年若い里樹(リーシュ)は、そんなことは出来ないと錯乱し、新しく後宮に入ってきた楼蘭(ロウラン)は無反応です。

どんな講義をしたのかと聞きたがる壬氏に、猫猫は主上に聞いてくださいと答えるのでした。

薬屋のひとりごと18話 フグの毒に当たった二人の男性

高順(ガオジュン)は猫猫を呼び止めると、フグの毒に当たった二人の男性の話をします。

 

ひとつは10年前、フグの毒に当たって亡くなってしまった商人の話でした。
もうひとつは、先日、ナマスにしたフグの毒に当たって、今も昏睡状態にある官僚の話です。

 

どちらの男性も変わった物が好きで、フグもよく食べていたそうなのですが、毒に当たった日、料理人はフグは出していないと言っています。

 

症状は、呼吸困難と全身の麻痺。
どちらもフグ毒の症状に当てはまりますが、それだけでは確定は出来ません。

 

話しの途中で、壬氏が二人のところに来ましたが、話しに入ることが出来ず、ふてくされながらお菓子をつまみます。
すると、それを見ていた水蓮が、おやつなしですよと怒るのでした。

 

ナマスに海藻を使っていたと聞いた猫猫は、何か思い当たることがあったようです。
高順に頼み、官僚の家の厨房を見に行くことにしました。

 

官僚の家に行く日、高順は別に予定があり、代わりに馬閃(バセン)という若い武官を連れて行くよう紹介されます。

 

猫猫と馬閃が官僚の家を訪れると、官僚の弟という人物に追い出されそうになりました。
でも、馬閃が奥さんに了解を得ていることと、事件の再調査に来ていることを強く言うと、弟は引き下がります。

 

厨房を調べていた猫猫は、お目当てのものを見つけ、こっそり袖に入れるのでした。

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